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トミーテック技MIXスペースクラフトシリーズの作り方2

技MIX ISS完成時CS02/計画時SC04 太陽電池パドルの切り出し方

多くの人がこの部品を切り出す場合、太陽電池パドルを真上から見た状態で、湯口左右からニッパーの歯を入れると思います。
そうしますと、湯口の部分がささくれ、塗装面の破損も大きくなります。

そこで私がやっている切除のした方を紹介します。
太陽電池パドルを真上から見た状態で、湯口に対して上下にニッパーの歯を入れます。
私は歯入れに邪魔になる外周ランナーを切除した上で、部品に直接歯を当てて切り出します。

前者・後者を比較してみれば切り口断面の奇麗さに随分と違いが出ることが分かります。

湯口の上方を切除した上で、部品本体のゲートを切除するやり方をする人もいますが、負荷が掛かるとプラが白化する場合がある(プラが折れる時白っぽくなるのと同様)ので筆者はこのやり方をあまりしないです。
二段階切除を推奨する人は多いのですが、歯の入れ方次第では一段階切除の方がむしろ奇麗です。

好みかもですが、手間でも外周ランナーを切除してもっとも良い状態で歯入れをする方が奇麗に出来ます。

基本、塗装済みの模型は、より最適な模型の作り方があると思っています。
自身が塗装する模型の場合、切り口が汚くてもヤスリで整形をすればいい訳じゃないですか。
せっかく塗装行程がない模型なのだから、その醍醐味を十分に堪能したい。
なので切り口を整形せずとも奇麗に仕上がる方法で製作しています。
もちろん微妙に出るバリみたいなものはナイフで丁寧に切除しますが。