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映画 三丁目の夕日 64

表題の映画をみてきました。
第一作と第二作はテレビで放映したものをみました。

最新作である「三丁目の夕日 64」はそれまでの作品の中で一番感動できます。
普通映画は続編続編と繰返すと、最初の時の良さがなくなることが多く、やはり第一作が一番印象的だったよね?となることが多いのですが、これはその概念を吹き飛ばしてくれます。

正直言って私も泣けました。
しかもとても良い意味での涙を流せたと思います。

え?
悪い涙ってあるの?と言うことですが、
よく日本の戦争映画でお涙頂戴がフォーマットとしてありますよね?
悲惨な雰囲気を出して無理に泣かせようと言うアレです。
これがあるからこそ、日本の戦争映画は流行らないし、海外での収益がなくなってしまうんです。

しかし、そんな胡散臭いものとは違い、自然に泣ける良い作品と言えるのが「三丁目の夕日 64」だと思います。
もちろん作り手側は、ココで観客が泣けるだろうなとか計算済みだけど、その計算があったとしても許せますね。

この作りなら海外でもウケそうな気がしますが、どうなんでしょうかね。
まだみていない人は是非みて欲しい作品です。

映画「ビルマの竪琴」が日本人のこころを伝える名作だとするならば、この「三丁目の夕日 64」もそうだと言えると思います。
内容と言い出来栄と言いみて損のない映画です。

後記:
比較に戦争映画を引っ張り出しましたが、特に意味はないです。
自然に出せる涙が良い映画だと思います。