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民主党政権が開花させた「クールジャパン」 〜何故か安倍の成果の様に報道される〜

NTVのバンキシャと言う番組で、クールジャパンについて触れられていました。
この案件は、民主党政権が公約に入れて実施した良質の法案であり、公約を守った良い事例のひとつです。

番組の中では、元々民主党政権が推進して来たものだと一切触れずに、成果だけが協調されていました。
内容はアニメ「巨人の星」をモチーフ(下敷き)とした作品をインドで放映して、その中で登場する日本製品の人気にも火をつけようと言うものです。
実際にアニメは大ヒットとなり、関連する日本製品も売れ行きが好調の様です。
アニメの中には、コクヨのノートや日本の自動車なども登場し、観る側が日本製品にも関心を持つ様にすると言うコンセプトで製作されています。

しばしば、自民党政権の「国立マンガ喫茶」と混同されるのですが、その実態はまったくの別物です。
そもそも「国立マンガ喫茶」はアキバに117億円もの巨額を投じて箱ものを用意して、海外からの観光客を呼び込もうと言う内容で考案されたものです。
民主党政権の「クールジャパン」は、アニメやマンガはもとより、自動車や家電、音楽やファッションも世界に配信していこうと言う大きなスケールの企画です。
特にアジア圏で韓流が幅を利かせていることから、日本企業や製品の支援策として、とても良い政策です。

自民党政権では、中国や韓国に資金や技術支援を繰返して日本企業の敵を育てる様なことをして来た訳で、これがもとで日本企業が不利益を被っています。
そう言ったことから脱却をして日本企業の復権を考えて来たのが、民主党の「クールジャパン」です。
これをあたかも安倍さんの成果の様に報じるのは、それこそアンフェアではないでしょうか。
報道は公平であり、常にフェアであるべきだと確信します。

以前、私の掲示板(別の場所ですが)で自称コピーライターが、確実な証拠を開示しないままクールジャパンの「えげつない批判」をしたのには、本当に気分が悪かったです。
この、いやらしい偏向をする者にどの様にしたら、気がつかせることが出来るのかちょとだけ迷いました。
単にメディア評論家が、ひがみ半分で批判したらそれが事実になるのかどうか?
政府関係者や関係省庁の公務員でなければ真実なんて分からないのに、いい加減な情報だけで批判を行う。
そう言った至らぬ者こそが、日本のクリエイティブ産業の足を引っ張っているのだと思います。
程度の低い批判しかせず、協力をする、手を貸すと言う概念が一切ありません。
私は民主党政権で批判をせず、こうしたらもっと良くなるのではないでしょうか?と言う提言をしました。
なので今成果が出て来ているのあれば、とても嬉しく思いますが、報道も公平感のある状態で行って欲しいものです。