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Korg MS-20 mini 4月中旬以降発売

KORG MS-20 mini - Behind the scene - 開発者インタビュー
http://www.youtube.com/watch?v=ZFCFbyzOLso

音色を作ることの楽しさを再認識せよ!と熱いメッセージが伝わって来そうなまさかの発売。
シンセを使う人たち、あるいはバンドと言って思い浮かべるのが、YMOクラフトワーク、そして喜多郎だろう。

クラフトワーク喜多郎は、本当の意味で職人的であり、徹底した音へのこだわりがある。
しかしYMOは、昔の様なキレがなくなり、ありきたりのデジタルシンセの音でライブが行われており、往年のファンもがっかりと言うのが本音ではなかろうか。
そもそもテクノに妙な管楽器の音が入り、引き締まったサウンドとは無縁となり、シンセの音をきちんと追求する人からみたらダサイなと感じた筈です。

そうした中、これからの若者にも買える値段で、MS-20 miniが発売される。
これはある意味メーカー側のメッセージであり、音にこだわってちゃんと音色作りを極めて行こう!と言う提言と捉えることが出来る。
開発側も職人的にこだって製品化する訳だけれど、使用する側もツマミをいじって職人的に音にこだわれる。
そうしたツールがアナログシンセと言えるだろう。

スイッチポン!で出せる安易な音色などつまらない。
絵画で言えば、絶妙な絵の具の調合こそが、繊細な表現につながる。
アナログシンセは、こだわり派の人から満足感を引き出せると確信します。

予約しなくても買えるのかも知れませんが、私は一応に予約をしました。
新品のいいところは音の劣化のないこともそうですが、外観の傷みがなく綺麗であること。
気持ちよく使えますね。