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Korg MS-20 mini の購入(コルグ MS-20 mini 慶応技研 )

先日、Korg MS-20 mini を購入しました。
私は、アマゾンに予約していたのですが、発送遅延のメールが来ており、入荷未定とのことだった。
仕方なく、実際に販売している楽器店から購入しました。
この楽器屋さん、入荷告知をしていなかったのでとても幸運でした。

さて、購入した初日は正直言ってヘコんでいました。
と言うのもmini-korg700よりも音が細いことが分かると、がっかりした気分になりました。
何を今更?と思う人もいるでしょうが、復刻なのだからオシレーターの太さに改善があるかなと思ったのですが、太さもそのまま復刻でした。
しかし、諦めずフィルターの開き具合、絞り具合などを調節をして、多々弄っていると中々良い音がします。
ヘコんだ気分は持ち直し、ちゃんと使って行こうと思っています。

旧作のMS-20は、mini-korg700よりも音階が甘いのですが、MS-20 mini の音階はちゃんとしています。
この部分は改善がみられます。
回路そのものの改善があったのか、あるいは鍵盤だけデジタルだからなのか、いずれにせよ旧作よりこの部分は良くなっています。

ただミニ鍵盤に関しては、賛否あり使いづらいと言う人が多いですよね?
携帯もスマホもノーパソも小型で便利な時代なので、コンパクト設計で省スペース化が流行と言うこともあると思います。
特に複数台楽器を持っている人なら、次にどこに置こうか迷いますからね。

MIDIチャンネルは固定なので、従来作って来たシーケンスデーターでの試演奏が出来ませんでした。
こはちょっと残念でしたが、MIDIチャンネルを示す液晶とかあったら、それはそれでダサイですからね。
外部機器などで、チャンネルを変えてみようかと思案中です。

外箱、マニュアル、冊子なども復刻と言うことで、往年のシンセ小僧を泣かせる内容になっています。
シンセ小僧って言うのは死語ですが、シンセにハマる少年や青年を以前はそう言っていました。
ファンは、次はpolysixの復刻だ!とか言っていますが、どうですかね?
私は、ミニ鍵盤で沢山の楽器が復刻されたら、何となく違和感があります。
mini-korg700や800DVの復刻をして打ち止めとして、プロフェット5が不要なくらいの新製品を発売して欲しいです。

(備考)
昨夜、ボディー周りのネジをすべて外して、金属製ワッシャをプラ製ワッシャに交換しました。
ネジを回す度にボディーの塗装面にキズがつく可能性があるので、塗装面にやさしいプラ製ワッシャにしました。
鍵盤を止めているネジに関しては、ナイロン・ワッシャを使用しました。
ネジを外すと、既に塗装に傷みがありましたが、ナイロン・ワッシャの使用で今後はキズがつかないです。