minikorg 700（ミニコルグ 700）mini-korg700の復活！ （検）UNIVOX.

コルグの子会社コルテックより、修理に出したminikorg 700（ミニコルグ 700）が戻って来ました。
写真：手前

★修理／調整箇所
・鍵盤の分解洗浄、黒鍵盤一カ所交換、鍵盤の研磨つやだし
・アウトプット故障箇所の修理
・アウトプットの清掃と磨きだし
・ツマミの位置修正
・ツマミ欠損部の交換
・内部の清掃（ホコリの除去）
・ネジの新品交換
以上がコルテックさんに頼んだ部分

★私のところでやった修正
・外装鉄部のタッチアップ（塗装の補正）
・木部のタッチアップ（塗装の補正）
・木部ワックスがけによるつやだし
※経年の退色を補い新品時に近づける

★備品の調達
・サービスマニュアルの確保（英文）
・オーナズマニュアルの確保（英文／700Sのものだが音色設定で同じものがある）

修理と調整にお金がかかりましたが、非常に状態の良いminikorg 700（ミニコルグ 700）として復活しました。
音は凄くいいです。
外観に関しては、さすがに経年的なものがあり、完璧ではないですが音は本当に手放せないくらい最高です。
MS-20やMS-10よりいいと言う人は多々いますが、それはとてもよく分かります。
音は太く柔らかく芯があり、海外製品にも絶対に負けません。
鍵盤は研磨をすることで、パッとみた感じ新品にみえるくらいになっています。

あとは本体天板部を再塗装するかどうか迷っています。
金属部に凹みなどはありませんが、ぶつけた際に出来た塗装の痛みがあり、タッチアップでも完全には補えていません。
なので板金屋さんに塗装に出すかどうか。
ただ年代ものでスペアがなく失敗は許されませんから、慎重になります。